民藝とタイ料理 コイコイ商店(左京区)
哲学の道をいく
久しぶりの家族でのお出かけ。ランチはどこに?となった時にLEAFの「京都新店」を参考に
KYOTO激アツエリアとして左京区の哲学の道が紹介されていました。
哲学の道の名前の由来は
哲学の道はもともと、1890年(明治23年)に琵琶湖疏水が完成した際に、管理用道路として設置された道である[2][3]。当初、芝生が植えられている程度の道であったが、ここを歩いて通行する人々が増えていった[3]。明治の頃、文人が多く住むようになり「文人の道」と称されていた。その後、京都大学の哲学者・西田幾多郎や田辺元らが好んで散策し[1]、思案を巡らしたことから「哲学の小径」といわれたり[5]、「散策の道」「思索の道」「疏水の小径」などと呼ばれた。1972年(昭和47年)、地元住民が保存運動を進めるに際し、相談した結果「哲学の道」と決まりその名前で親しまれるようになった[6]。これにちなみ、1981年(昭和56年)に道の中ほどの法然院近くに、西田が詠んだ歌「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり」の石碑が建てられた[3]。
1972年(昭和47年)になって、砂利道の散策路として整備され、さらにその後、1978年(昭和53年)に廃止された市電の軌道敷石を転用して、歩行者が歩きやすいように敷石を並べたものとなって現在に至っている[3]。若王子橋から銀閣寺橋までの約1.5km区間が、1987年(昭和62年)8月10日の道の日に、旧建設省と「道の日」実行委員会により制定された、「日本の道100選」の1つに選定されている[7]。
周辺には銀閣寺をはじめ、橋本関雪の美術館である白沙村荘や法然院など見所がたくさんあります。お店も船越雅代さんの茶楼farmoonや今井さんのmonkなど名店がそろっています。
お店の情報
今回訪れた コイコイ食堂さんは哲学の道をだいぶ南の方へ、ノートルダム女子学院や泉屋博古館の近く、鹿ケ谷にあります
住所 左京区鹿ケ谷法然院西町30
http://tel:0757440657
月火定休
ランチ 12:00~15:00 カフェ 15:00~18:00 ディナー 18:00~21:00
お店へ
白川通りから東へ、住宅街へ入っていきます。お店の南側にパーキングがあります。ちょうど前には上植加藤造園さんの事務所。上植さんは七代目小川治兵衛による無鄰菴庭園が有名です。他にも代表的な庭園としては精華町にある水景園。
水景園はけいはんな記念公園にあります。
少し脱線しました。こちら表に看板が出ていました。
お店の紹介にも載せていますが、営業スタイルが時間によって分かれています。今回はランチへ
ランチタイム
東側の入り口には大きなガラス、そして奥の中庭からも陽射しが。店内は少しの照明で自然な光が入り落ち着ける雰囲気のお店です。お店はマスターと奥さんのおふたりで切り盛りされています。
席に通されるとお水とメニューをもってきてくれました。
ランチセットはサラダ、茶碗蒸し、そしてメイン(こちらはパッタイかグリーンカレーから選択)
そしてドリンクがついてきます。ドリンクはパイナップルジュースやタイの甘いミルクティなどがあります。
まずはサラダ、ニンジンのサラダになります。
ソムタムキャロットというそうです。
家庭でも是非試してみたいですね。ナンプラーがとても良い仕事をしています。
次に茶碗蒸し。これ激熱なので気を付けてください。お店の人がどうやって運んできたのかがふしぎなくらいです(笑)子供は大変なことになってました。
日本のものとはちょっと違うのですが、自宅でうどんがはいったおだまきってのがありますがちょっとあんな感じに近いです。味はくどくなくとてもスッキリしています。レシピを見てみるとわかりますが鳥の出汁が使われています。異国風です。
さてお待たせしましたメインです。まずはパッタイ
もう本当に王道ですね、京都市内のカティさんが閉店されてとても残念でしたが久しぶりのタイ料理、パッタイです。このもやしが好きなんです。テーブルにある調味料で味を好みに味を調えます。
こちらはグリーンカレー 、いやぁスパイスカレーが多くなった最近。グリーンカレーは本当に久しぶりです。この感じ、やっぱりいい!
香りもたまりません。そしてグリーンカレーにはこのお米なんですよね。料理にはその土地の風土が現れるのが私は大好きです。食べ歩きが好きなのもそんなところかもしれません。
どれが一番とかではなく、その場所でしか出来なかったであろう、文化が料理には詰まっています。
なんと子供にライチのサービス!
ご満悦です
コイコイ商店さんの魅力 器
コイコイ商店さんはそのお料理もさることながら盛られてくる器がとても魅力的です。
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器を期間でレンタルできるサブスクシステムもあります。気軽に民藝を自宅で楽しむことが出来るのは嬉しいですね。
コイコイ商店さんについて
実はコイコイ商店さんを今回選んだのには理由がありました。LEAFを読んでいて気になったというところもそうなんですが、元々西陣にお店があってずっと気になっていたお店でした。
いつもギャラリー柳瀬さんに寄った帰りに堀川通りまで東へ車を走らせるのですが、その時にとても気になったお店がそうでした。タイ料理も気になっていましたが何とも異国情緒あふれる店構えに惹かれていました。その名も「上海航路」ってこれはサブタイトルらしい(笑)
この時点でまず惹かれますよね
西陣には素敵なお店がたくさんあります。私たちの行きつけであり、メンターであり師匠のギャラリー柳瀬さんはこちら。
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